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九州地整局、個人情報1273人分が流出のおそれ

2013年5月31日 (金)

行政・団体九州地方整備局は5月31日、1273人の個人情報が流出したおそれがあると発表した。

九州地整局によると、4月29日佐賀市内で清掃活動を行っていた住民が電子媒体(FD15枚、MO1枚、CD6枚、カセットテープ2本)を拾得し、翌30日に佐賀国道事務所に連絡、同日、拾得者から電子媒体を受け取った。

拾得に至るまでの経緯を調査したところ、電子媒体には、2005年度の佐賀国道事務所が所管する唐津道路、唐津伊万里道路、03年度から04年度までの間の福岡国道事務所が所管する「有明海沿岸道路に関する用地補償のために作成した資料」が保存されており、氏名や住所など1273人の個人情報が含まれていたという。

大半が05年度は佐賀国道事務所、03年度から04年度までの間は福岡国道事務所で勤務していた用地業務受託業者の従業員が所有し、使用していたことが判明したものの、一部は所有者が特定できていない。

また、電子媒体が放置されるまでの経緯も特定まで至っておらず、同地整局は「今のところ、この個人情報流出による被害情報はないが、個人情報流出のおそれのある方々には、ご報告とお詫びを申し上げている」としている。