M&A大塚製薬工場(徳島県鳴門市)は13日、同社の米国子会社であるOtsuka Pharmaceutical Factory America(OPFA)は、ICU Medicalとの間で、ICU Medicalが新設する輸液事業会社に資本参加することに合意し、11月12日に契約を締結したと発表した。
ICU Medicalは、輸液療法、血管アクセス、バイタルケアアプリケーションに使用される革新的な医療製品の開発、製造、販売をおこなっており、北米最大級の基礎輸液工場を所有している。同社は、輸液事業をこのたび設立する新会社に事業譲渡し、新会社の事業開始は2025年第2四半期初頭を予定している。OPFAは、新会社の株式60%を取得し、子会社とすることで北米での輸液事業を促進する。
北米の輸液市場は年々拡大しており、現在ではハリケーンの被害により輸液の供給が一時的に不足している。日本の輸液メーカーである同社と北米の大手総合輸液メーカーICU Medicalは、合弁会社を通じて北米での輸液の供給体制の強化を図る。
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