拠点・施設大塚製薬工場(徳島県鳴門市)は23日、ベトナム子会社の大塚OPV(大塚ベトナム)が同国南部のドンナイ省で、輸液製品の新工場を建設すると発表した。
大塚製薬工場、大塚製薬、野村貿易の合弁会社である大塚ベトナムは、基礎輸液、高濃度アミノ酸輸液などの輸液製品を製造しているほか、メディカルフーズの輸入販売も手がけているが、世界標準となっているPIC/SやGMPに準拠し、生産能力を拡大するため、新工場の建設を決めた。
今後は新工場の製品をベトナム国内で展開し、近隣諸国への輸出も強化する。
大塚グループは1970年代から輸液事業の海外展開を開始し、アジアを中心に15の事業会社で事業を展開、75か国に製品を供給している。