財務・人事東海汽船(東京都港区)は13日発表した2024年12月期 第3四半期決算で、通期業績予想について売上高が前回予想比5億2000万円減の146億円、営業利益が同1億8000万円増の4億8000万円、純利益が4000万円増の2億2000万円に修正した。
最多客期である8月に襲来した台風7号および10号の影響により、伊豆諸島航路における乗船客数が当初見込と比べ減少。一方、比較的台風の影響が少なかった小笠原航路において乗船客数が好調に推移したことと、貨物船チャーター事業の増加が収益向上に寄与した。
海運関連事業の貨物部門は、国等の補助金を得て製作した冷凍・冷蔵コンテナを最大限活用し、貨物輸送の品質向上に努めた結果、貨物取扱量は、工事関連品目においてやや増加したものの、生活関連品目は減少し、全島で21万7000トンと微減となったが、貨物船チャーター事業が収益向上に寄与した。また、26年ぶりに貨物運賃を10%引き上げる改定を行った。
今期は売上高が前年同期比11.6%増の113億700万円、営業利益が5億9900万円、純利益が3億円だった。
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