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荷主課題はリードタイム短縮、Univearth

2025年8月7日 (木)

調査・データ物流DXプラットフォーム「LIFTI」を運営するUnivearth(大阪市北区)は7日、荷主企業の59.5%が製品・商品の配送リードタイム短縮を「重要な課題」と認識しているとの調査結果を公表した。同社は「柔軟な供給体制の構築が、現代のビジネスにおいて不可欠であることを示している結果だ」と指摘している。

同社は7月1日から20日まで、荷主企業の物流業務従事者200人を対象に、インターネットを通じてアンケートを実施した。

調査結果によると、「製品・商品の配送リードタイム(発注から納品までの時間)の短縮を、どの程度重要な課題だと認識しているか」との問いに対し、「非常に重要な課題」が25.0%と「やや重要な課題」が34.5%となり、合わせて59.5%が、リードタイム短縮を重要視していることがわかった。

一方、「全く重要視していない」が7.5%、「あまり重要な課題ではない」は12.5%で、「重要ではない」は合わせて20%にとどまった。

この結果について同社は「物流が単なる『モノを運ぶ機能』から、企業の『競争力を創出する戦略的部門』へ変化していることを明確に示しており、速さは付加価値ではなく、ビジネスの前提条件となりつつある」と指摘している。

また、「リードタイムの短縮は、単に運送会社に急がせるだけでは実現できず、受注から倉庫でのピッキング、梱包、配送業者への引き渡し、輸配送計画の立案といった、数々のプロセスが複雑に絡み合っている」とし、「発注から納品までのサプライチェーン全体を俯瞰し、最適化するデジタルネットワークが不可欠だ」としている。

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