ヨコレイ、タイ工業団地に物流センター新設

拠点・施設横浜冷凍（ヨコレイ）は21日、タイのサムットプラカーン県アジア工業団地に「スワンナプーム物流センター」（仮称）を新設すると発表した。20日に現地で起工式が行われ、同社役職員や施工関係者が出席した。

スワンナプーム物流センターは、スワンナプーム国際空港から東に28キロの位置にあり、高速7号線へのアクセスにも優れた立地。低層階冷蔵庫棟（鉄筋コンクリート造2階建て）、自動倉庫棟（鉄骨造・軒高31.9メートル）、事務所棟（鉄筋コンクリート造平屋建て）で構成され、敷地面積2万9309平方メートル、建築面積1万5338平方メートル、延床面積1万5405平方メートルを誇る。収容能力は3万5676トン、凍結室50トン（25トン×2室）を備え、1万7717パレットの収容が可能だ。

高効率省エネ型自然冷媒冷却設備、陽圧空調システム、自動ラック設備、太陽光発電設備、無停電電源装置（UPS）などを導入予定で、日本国内と同様の高性能かつ省力化された設備を備える。

同センターは12月に着工し、2026年12月末に完成し、27年春に稼働する予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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