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千葉県東庄町、ドローン配送の実証実験を開始

2024年12月2日 (月)

(出所:千葉県東庄町)

行政・団体千葉県東庄町は11月29日、国際ドローン協会(東京都江東区)と共同で、過疎化や高齢化といった地域課題の解決にむけ、ドローンを活用した物流システムの実証実験を始めると発表した。

同協会は、同町の小学校跡地にドローンの講習施設「東庄町ドローンパーク」を運営しており、防災時の支援活動などで協力するための包括連携協定も町と結んでいる。今回は、高齢者や交通弱者への支援、災害支援へのドローン活用に向けて、3つの実証実験を行う。

1回目の実証実験は今月4日から6日まで行われ、高齢者や交通弱者向けに弁当を配送する。計画では、ドローンパークから町役場までのルートをドローンで飛行し、弁当を配送した場合の効率性や安全性を検証する。

今後は、災害時を想定した医療支援物資の搬送や、買い物弱者支援を目的とした日用品の配送を行い、災害時などの緊急対応力の強化や住民の生活の質の向上を目指す。

使用機体は「DJI FlyCart30」を用い、2機体制による安定した運用を図る。実証実験は総務省の「過疎地域持続的発展支援交付金対象事業」に採択されている。

同町の人口は1万2000人で、高齢化率は41.0%に達している。町内はドローンを飛ばすための地理的条件が整っているといい、町はドローンを活用した地域課題の解決を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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