
▲CTOに就任した服部省治氏(出所:スパイスファクトリー)
財務・人事DX支援を手掛けるスパイスファクトリー(東京都港区)は5日、外資系IT企業などで金融系システムの開発を手掛けてきた服部省治氏がCTO(最高技術責任者)に就任したと発表した。共同創業者の泰昌平CTOとの「WCTO(ダブルCTO)体制」とし、より多様な技術ニーズに対応する。
服部氏は、外資系IT企業で大規模システム構築プロジェクトを担った後、国内の金融系システムを手掛けるシンプレクスに転職。FXや暗号資産、株式などのリテール向け金融取引システムの開発で、アーキテクトやプロジェクトマネジメント、品質管理、組織開発など多岐にわたる役割を担い、約10年間、執行役員として事業を牽引した。同社を退職後は、フリーランスとして複数のスタートアップ企業に対し、技術やマネジメント面で支援してきた。
WCTO体制について同社は、急速に進化する技術トレンドや多様化する顧客ニーズのほか、日本企業のDX推進において求められる「アジリティ(機敏性)の向上」などの課題に対応するため、両CTOの専門性を生かすのが目的だとしている。
今後、泰CTOは、デジタル戦略アーキテクト領域の担当として、最新のウエブ技術と高度なプラットフォームを活用した、柔軟で迅速なDX戦略の立案などを担う。一方、服部CTOはエンタープライズアーキテクト領域担当として、高難易度プロジェクトを主導する。
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