調査・データベンチャー企業のストロボ(東京都港区)は9日、同社が運営する自動運転専門ニュースメディア「自動運転ラボ」において、日本国内における自動運転・MaaS(サービスとしての移動)関連求人案件数の最新調査の結果を発表した。
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職5サイト)はことし11月末時点で、前月比18.3%減、前年同月比54.6%増の8994件だった。サイト別では、dodaが同0.2%増の4845件、リクナビNEXTは同35%減の3795件、マイナビ転職は同2.1%増の193件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同23.9%増の83件だった。
自動運転関連の求人は、自動車メーカーやエンジニア派遣企業による案件が多いが、同領域で事業展開するスタートアップやベンチャー企業による求人もあり、新規事業の立ち上げに伴って、商用展開に向けてエンジニア以外のポジションを募集しているケースも多いという。
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職5サイト)は11月末時点で、前月比5.5%減、前年同月比31.5%増の1052件。主要転職サイト別では、dodaが同0.4%増の790件、リクナビNEXTが同22.2%減の224件、マイナビ転職は同22.2%減の14件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同40.0%増の14件だった。
MaaS関連の求人では、自動車メーカーのグループ会社による求人が増えている印象で、自動車メーカーが車を製造するだけではなく、モビリティを活用したサービスに乗り出す姿勢が強まる中、グループ会社で新規事業が立ち上がり始めているという。
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