サザビーリーグ、北欧「タイガー」の日本展開で契約

産業・一般サザビーリーグ（東京都渋谷区）は1日、デンマークのゼブラ社が手掛ける北欧デザインの雑貨ブランド「Tiger」（タイガー）を国内で展開する契約を締結した、と発表した。

タイガーブランドを展開することで、グループ事業のポートフォリオを拡充する。ゼブラ社としては、日本展開の基盤とサザビーリーグが持つ店舗展開などのノウハウを獲得する狙い。

契約締結に際し、ゼブラ社の日本法人「ゼブラジャパン」（大阪市中央区）は、サザビーリーグを引受先として、第三者割当増資を1日付で実施。これにより、同社はゼブラジャパン社の発行済株式50％を取得し、サザビーリーグとゼブラ社の合弁企業として事業を開始した。

同社は今後、ブランド価値を最大化するために全国主要都市の路面店、商業施設や駅ビルを中心に300-500平方メートル前後の面積規模で出店していく計画で、今年度中に東京1号店を出店、中期的には50店舗まで販売網を広げていく。

また、物流インフラを整備して取り扱い品目を増やすことで「ヨーロッパの店舗と変わらない規模」で商品を提供できる体制を整える。