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門司税関、23年九州貿易は4887億円の黒字

2024年12月9日 (月)

調査・データ門司税関は6日、2023年分の九州経済圏貿易概況(確定値)を公表した。

2023年の輸出総額は前年比9.9%増の11兆6041億円、輸入総額は7.3%減の11兆1154億円だった。差引額は4887億円の黒字。輸出は3年連続のプラス、輸入は3年ぶりのマイナスだった。

品目別でみると、輸出では寄与度の高い「自動車」が39.2%増の3兆2097億円、「半導体等電子部品」が17.9%増の1兆4527億円と伸長。一方、「石油製品」が44.5%減の1423億円で減少した。輸入では、「半導体等電子部品」が23.8%増の6110億円と増加した一方、「石炭」が30.4%減の1兆4107億円、「原油及び粗油」が11.5%減の2兆5549億円と減少した。

国別では、アジア向け輸出が0.1%増の7兆289億円、輸入が0.8%増の4兆3068億円。そのうち、中国向け輸出は2.7%減の2兆3158億円、品目では「自動車」が8.3%減少した。韓国向け輸出は3.6%減の1兆7385億円、「半導体等製造装置」が10.7%減だった。そのほか輸出増加に寄与したのは、アメリカ向け輸出が29.7%増の1兆5275億円、EU(欧州連合)向け輸出が48.7%増の1兆234億円で、品目では「自動車」がアメリカで53%増、EUで102.2%と大きく伸長した。

輸入は中東からの7.3%減の2兆9040億円と3年ぶりのマイナスで、主力の「原油及び粗油」が9.6%減の2兆4391億円と減少したことが響いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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