ロジスティクス関東運輸局は10日、トラック・物流Gメンの集中監視月間(11月、12月)に合わせ、埼玉県内の荷主企業を対象に、同県産業労働政策課と関東経済産業局と合同で、トラック事業者との適正取引への協力依頼などを実施したと発表した。
トラック・物流Gメンは、悪質な荷主や元請け事業者への監視体制の強化で、トラックドライバーの労働環境を改善し、人手不足の解消につなげるため、不適正な取引に関する情報収集を進めるとともに、是正指導などを行っている。
協力依頼を行ったのは11月26日で、埼玉県内の荷主企業や元請け運送事業者12社を訪問。このうち、7か所で担当者と面談した。
不適正な取り引きに関する情報はなかったが、「2024年問題に物流子会社とともに全社的、全国的に取り組んでいる」(医薬品販売)、「運送事業から人手不足について話を聞いており、荷待ちの対策に運送事業者と協力して取り組みたい」(化学薬品)といった声が聞かれた。
同運輸局では、今後も荷主企業などへの啓発活動に取り組んでいく。
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