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政投銀、造船技術開発会社に出資

2013年7月4日 (木)

産業・一般日本政策投資銀行(DBJ)は4日、「競争力強化ファンド」を通じ、マリタイムイノベーションジャパン(東京都品川区)に出資すると発表した。

マリタイムイノベーションジャパンは、4月1日に大島造船所、新来島どっく、常石造船、サノヤス造船の造船会社4社と日本郵船、日本海事協会の共同出資で設立。

日本の造船、海運、海洋関連の技術をレベルアップし、日本の技術として世界に発信し続けるビジョンを掲げ、船舶の設計、建造技術、船舶の運航技術、船舶から排出されるCO2や有害物質の削減技術、海洋エネルギーの利用技術などに関する研究開発を手掛ける。

日本政策投資銀行では、「わが国の造船会社の国際競争力強化に必要となる新たな価値の創造とその事業化のために、複数の造船会社・海運事業者などの戦略的連携による技術力・ノウハウなどの結集を図るマリタイムイノベーションジャパンの取り組みを支援する」として、競争力強化ファンドを活用し、リスクマネーの供給を行うことにしたもの。