国際キャムコムグループで外国人雇用に関する包括的サービスを提供するキャムグローバル(東京都新宿区)は13日、国営の職業訓練校でベトナム南部最大級の人材輩出数を誇るニャーベ職業・継続教育センターと、日本語教育施設であり海外送出機関でもあるホアン・ハー人材開発、ベトナムキャムコムとの4社による『特定技能外国人(自動車運送業)の育成・採用事業に関する日越企業間協定』を10月17日に締結したと発表した。
3月に特定技能制度の対象分野へ追加された「自動車運送業分野」について、12月4日、特定技能1号評価試験の受付が開始された。本制度を利用すると、トラック、バス、タクシーの運転手として外国人の雇用が実現でき、人手不足の緩和が期待される一方、多数の採用を実現するには、所定の試験に合格する外国人材の育成と日本企業の受け入れ体制構築が不可欠となる。
そこで同社では、ベトナムにおける日本向けドライバー人材の育成と、日本企業へのスムーズかつ多数の送出を実現するため、当該3社と提携。特定技能で必要とされる「自動車運送業分野特定技能1号評価試験」に向けた独自カリキュラムによる日本式交通法規の座学および運転技能の習得、日本の運転免許への切り替え、日本語能力試験N3・N4レベルの習得、そして日本企業での受け入れや受け入れ体制の構築コンサルティングまで、特定技能外国人ドライバー採用に求められるサービスを一気通貫で提供可能な体制を構築。このスキームにより、倉庫間の配送を担うドライバーを中心として、年間200人の採用を目指す。
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