財務・人事月面資源開発に取り組む宇宙スタートアップ企業ispace(東京都中央区)は13日、日本政策金融公庫を借入先とした劣後特約付ローンによる9億円の資金調達を行うことを発表した。本調達は10年間の長期融資で、同庫による宇宙関連の上場企業への融資は前例が無く、同社が国内初の調達事例となる。
同社は複数ミッションの開発を同時並行で進めており、今回の劣後特約付ローンによる資金調達は、業績に応じた利率が適用され、且つ10年間の借入であるため、低コストで長期の流動性を確保でき、成長に向けた投資への分配が可能。また、金融機関の資産査定上、借入金額を自己資本とみなすことが出来るため、株式の希薄化なしに実質的な財務体質の強化を見込む。
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