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宇宙輸送ispace、三井住友から14億円借入れ

2025年3月26日 (水)

財務・人事ispace(アイスペース、東京都中央区)は26日、三井住友信託銀行からの短期借入金を長期借入金に借り換える形で、14億円の資金調達を実施すると発表した。借り入れはことし3月31日付で実行され、調達資金は月面探査機ランダーとローバーの開発・運用費用に充てられる。

同社は、長期借り入れにより財務基盤と流動性を強化し、宇宙輸送市場の急拡大に機動的に対応する体制を整える。今回の借り入れは劣後特約付ローンであり、10年の長期契約で低コスト資金を確保できる。金融機関の資産査定上、借入金が自己資本とみなされるため、株式の希薄化を伴わずに財務体質が強化できる。

同社は現在、日本、アメリカ、ルクセンブルクの3か所を拠点とし、複数の月面輸送ミッションを並行して進行中。ことし6月6日にはミッション2の月面着陸を予定し、以降2026年のミッション3、27年のミッション4へと続く。

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LOGISTICS TODAY編集部
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