上野トランステック、アンモニア内航輸送船のAiP取得

認証・表彰上野グループの海運会社である上野トランステック（神奈川県横浜市中区）は20日、深冷型アンモニア内航輸送船の基本設計承認（AiP）を日本海事協会から取得したと発表した。

同船舶は積載量1万2000立方メートルと国内最大級で、脱炭素化社会に対応したアンモニア輸送の普及を目指している。また、圧力式輸送に比べて大量のアンモニアを輸送可能な設計であり、脱炭素社会における次世代エネルギー需要に応え、経済産業省が掲げる2030年の年間導入目標300万トンに向けた輸送体制強化にも寄与する。加えて、大型貨物を運ぶ効率的な内航輸送船として、寄港地の入港制限にも適合する設計となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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