
(出所:商船三井)
認証・表彰商船三井は14日、名村造船所および三菱造船と共同で開発を進めてきたアンモニア燃料を使用する大型アンモニア輸送船の設計基本承認(AiP)を日本海事協会(NK)から取得したと発表した。この輸送船は、既存の大型LPG・アンモニア輸送船(VLGC・VLAC)よりもさらに大容量の貨物槽を持ち、低エミッション輸送が可能な設計となっている。
この新型輸送船は、発電所などでのアンモニア燃料の需要拡大を見据え、より多くの輸送が可能な仕様となっている。特に、日本国内の主要発電所への入港制限を満たしつつ、既存のVLGCと荷役時の接続部の整合性を確保した点が特徴だ。基本設計の段階では、NKによる計画図面の審査とリスクアセスメント(HAZID)が実施され、アンモニアの毒性を考慮した安全性対策が施された設計となっている。
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