国内国土交通省は27日、中国地方を中心に大雪の恐れがあることから、物流業界および交通利用者に対し注意喚起を行った。同省によると、28日まで強い冬型の気圧配置が予想されており、中国山地を中心に大雪が予測される。これに伴い、道路や公共交通機関において交通障害や遅延が発生する可能性が高まっている。
大雪に伴う物流の影響について、同局は荷主および物流業界に対し「運行経路の変更」や「運行の中止」を検討するよう呼びかけた。例えば、近畿方面から山陰方面、九州方面から近畿方面へ向かう際には、山陽側への広域迂回を推奨している。また、雪道における立ち往生を防ぐため、冬用タイヤの装着やチェーンの携行、スコップや砂などの冬用装備の準備を徹底するよう求めている。
近年、ノーマルタイヤ装着車両による立ち往生が深刻な交通渋滞を引き起こしていることから、滑り止め措置の未実施は法令違反となる点を強調している。
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