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北海道運輸局、年頭の辞で物流課題と対策を表明

2025年1月6日 (月)

▲北海道運輸局長の井上 健二氏(出所:北海道運輸局)

ロジスティクス北海道運輸局は6日、年頭の辞を発表し、物流分野の喫緊の課題である「2024年問題」への対応策を中心に、運輸および観光行政の重点施策を公表した。物流の効率化や安全確保、地域交通の課題解消を通じて地域活性化を目指す。

同局は、トラックドライバーの労働時間短縮に伴う輸送力不足が物流停滞を招く懸念に触れ、これに対する緊急対策として改正物流法に基づく施策を進めると述べた。特に、物流事業者間の連携強化や効率的な荷主管理のための「トラック・物流Gメン」制度を強化し、北海道内では調査員を拡充するなどの体制整備を進めている。

さらに、物流効率化のための新たな試みとして、郵便局との連携による貨客混載事業の実証実験が注目を集めており、同取り組みでは、タクシーや自家用車を活用した輸送の柔軟性を高めることで、地方部の交通空白解消を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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