ロジスティクス千葉県トラック協会の池田和彦会長は、このほど2025年の年頭所感を発表した。要約は以下の通り。
25年は取引環境の改善や標準的な運賃の活用・届出の促進による適正運賃収受に向けた取組み、深刻なドライバー不足などに対応する人材確保へのサポート、新改善基準告示も含めた働き方改革への対応、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)やSDGsなどの諸課題に継続して取り組む。
「トラック・物流Gメン」については「Gメン調査員」を5人選任。24年は成田国際空港の長時間待機を改善するために「航空貨物の2024年問題対策協議会」を発足させ、特に待ち時間が長期化している輸入貨物への「トラックドックマネジメントシステム」を導入。今後の長時間待機改善に向けての課題を継続検討するため、同協会への「航空貨物協議会」の設置を進める。
また、千葉運輸支局のGメンによる各地区での意見交換会、成田空港貨物事業者との意見交換会を開催し、荷主情報の提供を行い、25年も引き続きこの取組を実施する。
ドライバーの「働き方改革対応」「人材確保対策」として、大型・中型・けん引などの運転免許取得に対する助成、人材募集広告に対する助成継続するとともに、特定技能制度による外国人ドライバーの受け入れに向けた対応を図った。また各地のハローワークとタイアップし、ドライバー人材確保の企業説明会を県内数か所で開催。新改善基準告示の説明会も各地で開催した。
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