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EUとチリの新貿易協定、2/1に発効

2025年1月10日 (金)

国際欧州委員会は6日、EU・チリ暫定貿易協定(ITA)が2月1日に発効すると発表した。

ITAでは特恵原産地証明が簡便化する。原産地証明書となる移動証明書「EUR.1」やインボイスによる申告の代わりに、輸出入業者は同一製品を複数回出荷する場合でも、原産地に関する記述に基づく自己証明書または輸入車の知識に基づく申告を使用できるようになる。

ITA発効後の主な変更点として、EU・チリ連合協定(旧)に基づいて発行されたEUR.1およびインボイスは、特恵原産地の証明として使用できなくなる。2月1日時点で輸送中、一時保管中、倉庫保管中またはフリーゾーンにある製品に対する特恵原産地の証明は、ITAに規定されている申告方法に基づく必要がある。また、旧協定に基づく承認輸出業者番号は、REX番号に置き換えられ、6000ユーロを超える出荷の原産地証明書にはREX番号を記載する必要がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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