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12月全国企業倒産は842件、24年累計では1万件超に

2025年1月15日 (水)

調査・データ東京商工リサーチ(TSR)が14日発表した、全国企業倒産状況によると、全国企業倒産は前年同月比3.95%増の842件で4か月連続の増加、2024年では3番目の高水準となった。負債総額は1940億3000万円で、前年の1032億2800万円から87.9%の増加となった。

2024年の累計では1万6件で前年比15.14%増だった。同社の分析によると、2025年は金利上昇が現実味を帯び、今後は財務戦略が重要さを増すため債務軽減や価格転嫁が困難な企業、収益にボトルネックを持つ企業は厳しさが増す可能性が高い。また、コロナ関連支援終了で事業継続が難しい企業、技術や商品に強みを持たない企業、人材育成が遅れた企業など、将来に向け自立的な事業推進が難しい企業も厳しくなると予想した。さらに、2025年の企業倒産は物価高と人手不足が大きなトリガーとなり、休廃業・解散に引きずられる形で2024年を上回る可能性が高いとした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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