M&Aヤンマーホールディングス(HD)は21日、グループ会社のヤンマーパワーテクノロジーから大型舶用エンジン事業(特機事業)を分社化し、産業エンジン事業(小型事業)と分離すると発表した。それぞれが脱炭素に向けた技術の研究や、市場の特性に合った商品の開発に取り組み、スピード感のある事業展開を目指す。
同社によると、ヤンマーHDが100%出資する新会社「ヤンマーパワーソリューション」を設立し、今年10月1日付で同事業を吸収分割する。小形事業はヤンマーパワーテクノロジーが引き続き取り組む。
ヤンマーパワーテクノロジーは、ヤンマーから2020年4月に現在の社名に変更し、エンジンの開発、製造、販売を行ってきた。近年では脱炭素化の流れに対応するため、小形事業では電動化、特機事業では水素やアンモニアなどの新燃料に関する研究開発も進めている。
両事業で脱炭素への対応や市場の特性が異なることから、迅速な意思決定が行えるよう両事業を分離することにした。
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