調査・データ海上保安庁は22日、2024年の密輸・密航などの取り締まり状況について速報値を公表した。
同庁が摘発した薬物密輸事犯は6件(前年比2件増)、覚醒剤密輸入事犯2件、コカイン密輸入事犯3件、大麻密輸入事犯1件、金地金の密輸事犯1件だった。
覚醒剤密輸入事犯は海上貨物に隠匿されていたもので押収量は合計688キロ(末端密売価格454億円相当)。コカイン密輸入事犯は、小型船舶を利用した瀬取りなどによるもので、押収量は合計225キロ(同56億円相当)。大麻密輸入事犯は、訪日旅客船を利用したもので、押収量は0.8グラム。金地金の密輸入事犯は小型船舶を利用した瀬取りによるもので、押収量は40キロ(鑑定価格6億円相当)だった。
また、同庁が摘発した密航事犯は2件(前年比1件増加)、摘発人数は不法出国者2名だった。その他薬物事犯として薬物所持事犯3件を摘発。内訳は日本人密漁者による覚醒剤不法所持1件、外国人船員による大麻不法所持2件だった。
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