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スズキ、東北納整センターが稼動

2010年12月1日 (水)

拠点・施設スズキは1日、青森県八戸市で建設を進めていた「東北納整センター」の稼働を開始した。

 

納整センターは自動洗車設備、用品組付け工程、モータープールなどを設置し、販売代理店がこれまで行ってきた納車整備を一括集中して行う施設で、販売代理店業務の簡素化や品質の向上を図る。また、整備済車両が各営業拠点へ直送されることで、拠点間での物流の効率化や車両保管に使用していたスペースの有効利用なども促進する。

 

東北納整センターでは、青森県、岩手県を中心としたスズキ販売代理店向けに納車整備を行う。東北地方の納整整備事業は、2002年に稼動した「仙台納整センター」が宮城、山形、岩手、秋田県のスズキ販売代理店向けに納車整備を行ってきた。これまで青森県向けの新車の積み下ろしを八戸港で行ってきたが、今回の建設地は八戸港に近いことなどから、青森県、岩手県の納整事業の一環として「東北納整センター」を八戸市に建設したもの。

 

東北納整センターの完成により、全国で11か所の納整センターが稼動することとなる。スズキは「これらの納整センターを最大限に活用し、納車整備の更なる効率化と品質管理の強化によるユーザーの満足度の向上を推進する」としている。

 

■東北納整センターの概要
事業所名:スズキ納整センター東北納整センター
所在地:青森県八戸市北インター工業団地六丁目119番2
敷地面積:2万2000平方メートル
建物延面積:1200平方メートル
納車整備台数:1200台/月(フル稼働時)
対象地域:青森県、岩手県
設備投資金額:約9億円