調査・データ市場調査会社のバーティファイド・マーケット・リサーチ(VMR、アメリカ)は11日、世界の自動車物流市場は2023年から30年までの間に2倍の6342億6000万ドルの規模に成長するとの予測を公表した。自動車生産台数の急増や電動自動車(EV)の普及に伴うリチウムイオン電池の輸送量の増加などが成長を後押しする。
同社によると、23年の同市場の規模は3139億9000万ドルで、今後30年にかけて年平均6.3%の成長を続ける。
地域別に見ると、欧州では自動車製造センターが確立され、高度なインフラも整備されており、自動車物流市場で優位な立場にある。また、近年はEVの生産体制と厳格な環境規制が強化されており、専門的な物流システムへの需要の高まりが、市場の成長を促している。
北米とアジア太平洋地域は、強力なサプライチェーンが大規模な生産態勢を支えており、世界市場の成長と物流プロバイダー間の競争力を高めている。
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