M&A横浜ゴムは4日、米国グッドイヤー社の鉱山・建設用車両向けタイヤ事業の買収を完了したと発表した。
この買収は2024年7月22日に発表されていたもので、米国時間の2月3日に正式に手続きが完了した。25年第1四半期の連結決算より業績に反映される予定で、業績への具体的な影響は現在精査中である。
同買収は、同社が掲げる中期経営計画の一環であり、「うなぎ昇り」の成長を目指す戦略投資の一部に位置づけられている。これにより、25インチ以下の小型タイヤから49-63インチの大型・超大型タイヤまで、幅広い商品ラインアップと最先端技術、ブランド力、そして専門スタッフによるサービスを取得することで、OHT(オフハイウェイタイヤ)事業全体の競争力強化を図る。
買収対象となった事業の23年度の売上高は6億7800万ドルであり、従業員数は500人。グッドイヤー社自体の23年度の売上高は200億6600万ドルで、従業員数は6万8000人。同社は今回の買収により、鉱山や建設現場で必要とされる多様な規模のタイヤ供給能力を強化し、市場地位と企業価値の向上を目指す。
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