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横浜ゴム、産業車両用タイヤ製造会社を買収

2017年1月6日 (金)

M&A横浜ゴムは6日、生産財タイヤ事業拡大を目的に、産業車両用タイヤの製造販売を手がける愛知タイヤ工業(愛知県小牧市)を買収すると発表した。

愛知タイヤ工業は、産業車両用タイヤのクッションタイヤやソリッドタイヤの製造・販売を行っており、小牧市、春日井市に生産拠点を持っている。

現在、横浜ゴムはタイヤ事業戦略の柱の一つとして「生産財タイヤ事業の拡大に向けた戦略」を掲げ、2015年10月には米国ミシシッピ州のトラック・バス用タイヤ新工場を稼動させ、16年7月にはオフハイウエイタイヤの専業メーカーAlliance Tire Groupを買収し拡大している。今回の愛知タイヤ工業の買収により、生産財タイヤ事業をさらに強化する。

■愛知タイヤ工業概要
所在地:愛知県小牧市大字大草字年上坂5827-1
主要事業:産業車両用タイヤの製造販売(クッションタイヤ・ソリッドタイヤ)、工業用ゴム製品の製造販売・施工
生産拠点:小牧工場、春日井工場
設立年月:1942年7月
売上:74億円(16年3月期)
営業利益:5億9000万円(16年3月期)