
(出所:FIATA)
国際世界貨物運送協会連合(FIATA)は3日、1月30日、サウジ物流アカデミー(SLA)とリヤドで開催された第2回グローバル労働市場会議において、物流教育の拡充に向けた覚書(MoU)を締結した。これにより、サウジアラビアが目指す世界的な物流拠点の実現に向け、FIATAの国際的な教育プログラムが同国で導入される。
同MoUの下、FIATAは貨物輸送に関するディプロマプログラムおよびサプライチェーン管理の上級ディプロマを提供し、FIATAの基準に準拠した職業訓練の充実を図る。サウジアラビア国内の物流需要が拡大する中で、この連携により地元の労働力育成が加速する見込みだ。
さらに、FIATAは同会議でサウジアラビアの輸送総局(TGA)との協議を行い、FIATAのデジタル船荷証券(eFBL)を同国の物流デジタルプラットフォームへ統合する方針を決定した。今後、eFBL導入を通じて同国のデジタル化推進が加速すると見られ、物流業務の効率向上に貢献する。
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