アスクル、気候変動Aリスト企業に2年連続選定

認証・表彰アスクルは12日、国際環境非営利団体CDPより「気候変動Aリスト」企業に2年連続で選定されたと発表した。同リストは、気候変動への対応と情報開示において特に優れた企業を評価するもので、2024年度のCDP気候変動質問書の回答をもとに選定された。

同社は、CO2排出削減や気候変動対策に取り組み、ネットゼロ目標を掲げている。16年には「2030年 CO2ゼロチャレンジ」を宣言し、事業所や配送用トラックからのCO2排出をゼロにする計画を進めてきた。物流面では、配送用電気自動車の導入や再生可能エネルギーの活用を推進し、現在はグループ全体の電力使用量の64.8％を再生可能エネルギーに切り替えている。さらに、経済産業省の「GXリーグ」に参画し、「ネットゼロ認定」を取得するなど、環境負荷低減への取り組みを強化している。

CDPは、企業や自治体の環境情報開示を促進する国際的な非営利団体で、CDPスコアは投資や調達の意思決定に活用されており、環境対策に積極的な企業の評価指標となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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