環境・CSR川崎汽船は9日、国際非営利団体(NGO)のCDPから「気候変動Aリスト」企業に認定されと発表した。同社がAリストに選ばれたのは5年連続。
CDPからの質問書に対して自社の情報を開示した企業のうち、報告年の排出削減活動など気候変動対策が「特に優秀」と評価された上位270社がAリストに認定された。このうち日本企業は53社で、5年以上の連続選定は4社のみ。
同社は風力を利用した自動カイトシステム、LNG燃料焚き自動車船の導入などに取り組んでおり、10月には日本初となる「船からのLNG燃料供給事業」を開始するなど、GHG排出ゼロを目指す取り組みを強化している。