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ラリーモンゴリア、日野が4輪部門トラックで3位

2013年8月23日 (金)
走行距離は3000キロを超える

走行距離は3000キロを超える

ラリーモンゴリアに参戦した日野レンジャー

ラリーモンゴリアに参戦した日野レンジャー

話題日野自動車は23日、モンゴルで今月11日から8日間にわたって開催された「ラリーモンゴリア2013」で、乗用車を含む4輪部門に参戦した日野チーム「スガワラ」が3位でゴールしたと発表した。

菅原照仁・杉浦博之組の日野レンジャーは、序盤から力走を続け、第3ステージでは4輪部門のトップでゴール。その後は、2輪部門も交えて熾烈な表彰台争いを繰り広げた。

同社はこの大会を「レーシングトラックに施した新しい機能のテストの場」に位置付けており、特に今回は「性能のあがった車両が以前に比べ、どれくらいのタイムを残せるか」と、菅原照仁ドライバーが意気込んで参戦。目立ったトラブルもなく、「確かな手応えを得て」ラリーを終えた。

菅原照仁ドライバーは「今大会での確認事項となる主なポイントは、エンジン出力アップによる運動性能、サスペンションセッティング、タイヤの仕変更による走破性の3つ。特に約10%引き上げられたエンジン出力アップへの期待は競技前からとても大きなものだった。競技では、初日からこれらの効果をまざまざと感じることができ、走破性の向上を確実に体感することができた。この3要素ともが、車の基本性能「走る・曲がる・止まる」に直結しており、10%近いタイム短縮を実現できたことは本当に大きな収穫で、ここ数年の進化の中で間違いなく一番の仕上がりだ」と話した。

■ラリーモンゴリア2013の概要
日程:2013年8月11-18日(8日間)
開催国:モンゴル
走行距離:合計3579キロメートル(競技区間3016キロメートル移動区間563キロメートル)
参加台数:2輪部門40台、4輪部門21台(トラックは4輪部門としてエントリー)
完走率:59%(2輪部門23台、4輪部門13台完走)
公式ウェブサイト:http://www.sser.org/rallymongolia/index.html