日野、ダカールラリー2018で10L未満9連覇狙う

2017年10月19日 (木)

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▲（写真左）ダカールラリー2018に参戦する日野レンジャー2号車（右）1号車

話題日野自動車は19日、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの3か国にわたって2018年1月6日から20日に開催される「ダカールラリー2018」のトラック部門に、菅原義正氏が率いるチームスガワラと共に「日野チームスガワラ」として日野レンジャー2台で参戦すると発表した。27回目の連続完走に挑む。

チームのエースドライバーである菅原照仁氏は、前回の17年大会でチームの最多記録を上回る排気量10リットル未満クラス8連覇を達成。09年に開催地が南米へ移ってから、トラック部門は年を追うごとにスピードを競うスプリントレースの傾向を強めていますが、日野の技術陣が菅原照仁氏の乗る日野レンジャーを徹底的にチューニングし、ハイスピードでの耐久性をさらに向上させて、今大会でクラス9連覇に挑戦する。

チームの代表を務める菅原義正氏は、1983年にパリ・ダカールラリーの二輪部門に初参戦して以来、92年から日野のチームに合流して参戦を続けており、前大会では同ラリーの史上最多となる連続34回出場の世界記録が、ギネスブックに認定された。

菅原義正氏は、全国の販売会社から選抜されたメカニック陣とともに、8月にモンゴルで開催されたラリーモンゴリアに日野レンジャーで参戦し、実戦でのトレーニングと車両テストを重ねて記録更新を狙う。