ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JFEエンジ、横浜港で大型免震クレーンを受注

2013年8月26日 (月)
2011年10月に受注した本牧ふ頭D-4号バース向けコンテナクレーン (津製作所で製作中)

2011年10月に受注した本牧ふ頭D-4号バース向けコンテナクレーン (津製作所で製作中)

ロジスティクスJFEエンジニアリングは23日、横浜港埠頭から南本牧埠頭MC-3号バース向けのコンテナクレーンを受注した、と発表した。

受注したコンテナクレーンは、関東大震災クラスの地震に耐える免震性能を持っており、免震装置の設計力や津製作所の製造能力での高い評価が受注の決め手となった。

同社は横浜港で2011年度、現在製作中の本牧埠頭D-4号バースのコンテナクレーン3基(オンデッキ20列9段積みコンテナ船に対応)を受注しており、今回はこれに続く受注となった。

これにより、最近3年間の大型免震クレーンの発注分で、同社の受注シェアは55%に達した。

京浜港として国際コンテナ戦略港湾に選定された横浜港では、コンテナ船の大型化への対応など能力増強が急ピッチで行われており、その一環として南本牧埠頭で世界最大級のコンテナ船が接岸できるバース整備が進んでいる。

MC-3号バースには4基のコンテナクレーンが設置される計画で、国内で初めてオンデッキ24列9段積みのコンテナ船に対応できるようになる。