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VDA、独のEV生産台数135万台で過去最高

2025年2月17日 (月)

調査・データVDA(ドイツ自動車工業会、ドイツ)は5日、2024年のドイツ国内における電気自動車(EV)の生産台数が135万台となり、過去最高を記録したと発表した。これは前年と比較して7%の増加であり、ドイツで生産された乗用車のうち33%がEVであった。特にバッテリー式電気自動車(BEV)は前年比11%増の106万台を生産し、プラグインハイブリッド車(PHEV)は6%減の29万台にとどまった。

ことしにはEUのCO2排出規制強化に伴い、EV生産台数がさらに24%増加し、167万台に達すると予測されている。ことし1月の国内自動車生産台数は34万800台で、前年同月比13%増となった。これは2020年以来の最高水準である。輸出台数も前年同月比19%増の25万4200台となり、輸出比率は75%に達した。一方で、輸出台数は依然として6年前の水準より12%低い状況が続いている。

国内市場における新車販売台数は前年同月比3%減の20万7600台となったが、そのうちEVの販売は42%増の5万2220台と好調だった。特にBEVは54%増の3万4500台、PHEVは23%増の1万7710台となった。EVの新車販売比率は25%を超え、2023年12月の環境補助金廃止以降、最高値を記録した。一方、ドイツ国内の自動車需要は依然として低迷しており、2019年1月の水準と比較すると22%の減少となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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