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カシオ、ドバイの販売会社が10月から活動開始

2013年8月28日 (水)

荷主カシオ計算機は28日、中東事業を拡大するためにドバイで3月に設立した販売会社「カシオミドルイースト」が10月から営業・マーケティング活動を開始する、と発表した。

同社は、1970年代半ばから販売代理店を通じて中東各国へ製品を供給し、94年にはドバイ事務所を設け、取引先との窓口として営業機能を果たしてきたが、経済成長や若年層の人口増加などを背景にした市場の活性化が見込めるとして、事業拡大を目指す成長市場と位置付ける。

カシオミドルイーストは、アラブ首長国連邦など湾岸6か国を管轄する現地法人として、大型港湾に隣接する経済特区ジュベル・アリ・フリーゾーンに設立。

10月から各国の販売代理店と協力しながら、地域に密着した営業・マーケティング活動を通じ、同社製品の浸透と事業の拡大を図る。

具体的には、同社独自の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」を中心としたブランド時計を強化するため、店舗展開の拡充と販売促進活動に注力する。

将来的には、中東で管轄地域の拡大、アフリカ各国へ向けたハブ拠点として、営業機能の強化も検討する。