
(出所:ダイムラートラック)
認証・表彰ダイムラートラック(ドイツ)は19日、インバウンド物流電化プロジェクトにより、VDAロジスティクス賞2025を受賞したと発表した。同賞はドイツ自動車工業会(VDA)とドイツロジスティクス協会(BVL)が共催する「オートモーティブ・ロジスティクス・フォーラム」において授与された。
同社は、サプライチェーンにおけるCO2排出ゼロを目指し、同社4工場への部品配送を電動トラックで完全に行う計画を進めている。これにより、直接供給チェーンの大部分が排出ゼロとなる。すでに2023年初頭のプロジェクト開始以来、同社が発注した生産資材輸送の20%が電動化されており、24年には40ルートで計200万キロを電動走行した。
同プロジェクトの推進には、ルート分析や充電インフラ整備が重要な役割を果たしている。現在、ヴェルト工場(ドイツ)には充電ステーション15か所が稼働中で、そのうち6か所は400キロワットの急速充電器である。また、ガゲナウ、カッセルマンハイムの各工場および外部倉庫には7か所の充電ステーションが設置されており、そのうち5か所が急速充電対応だ。2025年にはさらに14か所の急速充電ステーションの設置を計画している。
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