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東京都、物流効率化セミナーで課題を検討

2025年2月21日 (金)

▲都の取組を発表する岡本課長(出所:東京都)

ロジスティクス東京都は20日、物流の効率化をテーマにした「物流効率化セミナー」を1月28日に新宿NSビルで開催したと発表した。本セミナーは、都が進める「東京物流ビズ」プロジェクトの一環で、荷主や物流事業者を対象に実施された。

セミナーでは、国土交通省が国の物流施策を紹介し、東京都の産業労働局が物流事業者向けのDX推進や人材確保支援策を説明した。さらに、都市整備局が置き配バッグの配布支援や物流事業者向け荷さばきスペースの無償提供について報告した。

また、物流事業者による効率化の取り組み事例も紹介され、競合他社との共同輸送によるコスト削減、ITシステム導入による運行管理の効率化、物流拠点の集約によるドライバーの労働時間削減などについても協議された。

さらに、オートロック付き集合住宅での置き配を可能にする専用機器とアプリを活用したサービスも紹介された。このシステムにより、宅配ボックスがない物件や使用中の場合でもスムーズな配達が可能となる。

東京都都市整備局の担当者は、「物流効率化には行政や事業者だけでなく、都民の協力も必要。配達日時の指定や適切な受け取り方法の選択を通じ、再配達削減への協力をお願いしたい」と呼びかけた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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