DHL、国際移住機関と提携し人道支援物流強化

（出所：DHL）

ロジスティクスDHL（ドイツ）は26日、国際移住機関（IOM）と新たなグローバルパートナーシップを締結し、人道支援物流と緊急支援の強化に取り組むと発表した。今回の合意により、複数地域での支援プロジェクトの法的枠組みが整備され、より円滑な調整が可能となる。

今回の提携により、ケニア、レバノン、スーダン、トルコにおける人道支援プロジェクトが強化されるほか、ギリシャとパナマでは支援能力向上のための研修プログラムが実施される予定だ。同社グループの災害支援プログラム「GoHelp」も拡大し、災害対応力の強化を図る。2024年には、ケニアでの洪水被害に際し、米国から寄贈された1000個の浄水フィルターを迅速に輸送し、被災者の飲料水確保を支援した実績がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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