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DHL、災害支援物流プログラムが発足20年

2025年8月20日 (水)

(出所:DHLグループ)

ロジスティクスDHL(ドイツ)は19日、災害支援物流プログラム「GoHelp」の発足20周年を迎えたと発表した。2005年の正式立ち上げ以来、同プログラムは世界77件の災害現場で7万トンの支援物資を空港から搬送し、国連人道問題調整事務所(OCHA)をはじめとする複数の国際機関と連携して対応してきた。

GoHelpは、災害発生時の即応チーム「Disaster Response Team」(DRT)と、空港の緊急対応力を強化する「Get Airports Ready for Disaster」(GARD)の2本柱で展開。さらに25年には、現地の人材育成を目的とした「人道物流アカデミー」を新設し、支援物資の配送体制を担う専門人材の育成にも力を入れている。

ボランティアは1000人超が世界各地で待機しており、災害発生から72時間以内の派遣を想定。新型コロナ禍では、175か国以上に20億回分のワクチンを届けた実績もある。今後は気候変動による災害の激甚化に対応すべく、即応力と物流体制の強化を進める方針だ。

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