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enstem、長瀬産業などから1億4000万資金調達

2025年2月27日 (木)

M&A生体データを活用したサービスを手掛けるスタートアップ、enstem(東京都中央区)は27日、第三者割当増資によって化学品専門商社の長瀬産業(東京都千代田区)などから、1億4000万円の資金調達を行ったと発表した。同社は調達した資金を新たなプロダクト開発や人材確保に活用する。

同社は、マーキュリアインベストメントが運営するマーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合をリード投資家として、長瀬産業、ESGベンチャー投資のICJ2号ファンド投資事業有限責任組合の3社を引受先とした第三者割当増資を実施した。

enstemはウェアラブル機器で収集した生体データを活用した事業に取り組み、ドライバー向けに健康状態による事故や居眠りを防止する「Nobi for Driver (ノビフォードライバー)」や、現場作業員の安全管理や業務改善をサポートする「MAMORINU (マモリヌ)」などのサービスを手掛けている。

同社は調達した資金で、Nobi for DriverとMAMORINUの新たな機能の開発などに取り組むほか、人材の採用で営業の強化やバックオフィス体制の構築を図る。また、展示会の開催やウエブ広告などのマーケティング活動も強化する。

一方、同社と資本業務提携を結んだ長瀬産業は、製造業DXやサプライチェーンDXの領域で新たな事業の創出を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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