環境・CSR全日本トラック協会は27日、日本自動車整備振興会連合会の通知に基づき、4月1日から1年間にわたり「定期点検整備促進運動」を実施すると発表した。運動の一環として、国土交通大臣の指定による専用ステッカーが自動車の前面ガラスに貼付される。
本運動は、貨物自動車を含む商業車両の安全確保と環境負荷低減を目的としており、事業者に対し計画的な点検整備の実施を促すもの。特に、長距離輸送や高頻度運行を行う車両においては、エンジンやブレーキ系統の不具合が重大事故に直結するため、適切な点検が求められる。物流業界では、近年の人手不足やコスト削減の影響で整備の実施が遅れるケースも指摘されており、今回の運動は安全対策の強化を図る。
さらに、国土交通大臣の指定により、自動車前面ガラスへのステッカー貼付が義務付けられたことで、運転者の意識向上や関係機関による点検確認の効率化が期待される。
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