全ト協、9・10月に点検整備推進運動を実施

ロジスティクス全日本トラック協会（全ト協）は9月1日から10月末までの2か月間を「2014年度トラック運送業界における点検整備推進運動」の強化月間に設定し、不正改造の防止と確実な点検整備の徹底を周知する運動に取り組む。

トラック運送事業者には日常点検、定期点検整備の実施が義務付けられているが、全ト協では「実施状況は必ずしも十分ではない」として、9月と10月を推進運動期間に定めたもの。この運動を促進するため、全ト協は現在、強化月間ポスターとパンフレットを作成している。

期間中は重点項目に取り組むが、車両総重量8トン以上のトラックを50両以上保有する事業者は9-11月の重点点検期間中に定期点検を行う大型自動車について、「重点点検項目」の点検結果を運輸支局などに報告する必要がある。