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キューネ、ドバイにロールスロイスの拠点開設

2025年3月3日 (月)

拠点・施設キューネ・アンド・ナーゲル(スイス)は2月28日、ロールス・ロイスの航空機エンジンの物流拠点をドバイに開設したと発表した。この施設は、中東地域におけるエンジン配送の効率を高めることを目的としており、新設されるアル・マクトゥーム空港の開業と航空需要の増加に備える。

▲ロールスロイスのセンター開所式(出所:キューネ・アンド・ナーゲル)

この新拠点は、ドバイ・サウスにある同社の既存の物流ハブ内に位置し、延べ床面積は3000平方メートル。施設内には25トンの荷重に対応可能な電動オーバーヘッドトラベリングクレーンが設置され、64メートルの並行した滑走路および移動式の橋桁が導入された。これにより、重量物の運搬やトラックへの積み下ろしが効率化されるとともに、安全性の向上も図られる。施設には、ロールス・ロイスのトレントシリーズのエンジンを含む各種部品やナセルが保管される予定で、最大直径3メートル、重量17トンに及ぶトレントXWBエンジンも取り扱う。

2月27日に行われた開所式では、ロールス・ロイスのオペレーションおよびロジスティクス担当上級副社長であるエイドリアン・カッセル氏が「キューネ・アンド・ナーゲルの信頼性の高い物流ソリューションと長年のパートナーシップが、この拠点の運営を委託する決め手となった」と述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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