サービス・商品エリアリンク(東京都千代田区)は4日、報道各社を招いてのラウンドテーブルを本社会議室にて開催し、同社が展開するレンタルトランクルーム「ハローストレージ」の出店実績と将来計画を発表した。2024年は過去5年で最多となる1万545室を新設し、29年には20万室達成を目指すと明言した。

▲本社会議室にて開催されたラウンドテーブル
同社は25年に1万5000室の新規出店を計画しており、ニーズが高い関東・関西都市部での展開を強化する。「データ分析を活用した最適な立地選定」を強みに、全国各地での戦略的な出店を進める。26年には1万8000室、27年には2万1000室と加速し、今後5年で9万室の新規出店を目指す。
また、トランクルームの立ち上げからサービス提供までをワンストップで可能にした同社の「パートナー制度」をことし4月から、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)が運営するトランクルーム「TRUNK Mi 勝どき」に適用し、管理、運営を受託することになった。今回支援するトランクルームは屋内一棟型、全174室で、どれも最寄駅から3分ほどと好立地だ。同社はハローストレージで培ってきたノウハウを生かし、トランクルームの運営効率化を目指すとしている。
今後のトランクルームの需要について、本紙の取材に応えた鈴木貴佳社長は「従来と同様、趣味の趣味利用や防災利用、引っ越し利用に加え、離婚により、さらに狭い住宅に転居する際の一時的な預かり、祖父母の死など、遺品を収納するなど、高齢化社会においても需要は増えると見ている。トランクルームはD(Divorce=離婚、Death=死)の時に必要と言われている。収納に関する潜在需要はいまだ高いはずだ」
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