スワップ、シリーズBで4億ドル調達

財務・人事スワップ（米国）は4日、シリーズBラウンドで4億ドルを調達したと発表した。この資金を活用し、英国市場でのシェア拡大を進めるほか、米国およびEUでの事業展開を加速する。また、新たにオーストラリアやカナダ市場へ参入し、ビューティー、ホームグッズ、コンシューマーテクノロジーなどの未開拓分野にも進出する。

同社は、EC（電子商取引）ブランド向けに在庫管理や越境EC、返品処理、物流機能を統合したプラットフォームを提供している。今回の資金調達により、新機能「Swap Inventory」を導入し、AIを活用した需要予測や在庫補充の最適化を可能にする。同システムでは、在庫追跡、AIによるトレンド分析、過去データの解析などを一元管理し、ブランドの業務効率を大幅に向上させる。また、従来は複数のシステムを必要としていた物流関連業務を統合し、よりシンプルな管理を実現する。

越境EC市場は2030年までに7兆9000億ドル規模に達すると予測されており、同社は同分野への投資を強化する方針だ。同社のプラットフォームは、関税、税金、手数料の管理を簡素化し、企業のキャッシュフローや配送の透明性を向上させることで、ECブランドの成長を支援する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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