マースク、フルーツアトラクションサンパウロに出展

イベントA.P.モラー・マースク（マースク、デンマーク）は5日、3月25日から27日までサンパウロエキスポ（ブラジル）で開催される「フルーツアトラクション サンパウロ2025」に出展すると発表した。

同社は、果物などの生鮮品の輸送における品質維持と収益性向上のため、エンドツーエンドの物流ソリューションを提供している。これらのソリューションは、スピード、信頼性、新鮮さを確保し、農場から市場までの各段階で商品の品質を保つことを目的としている。同社の統合された専門知識、デジタルツール、コールドチェーン接続により、単一のプロバイダーが所有する資産を活用したシームレスなサプライチェーン管理が可能となっている。

今回の展示会では、同社専門家が統合型コールドチェーンが新鮮な果物とビジネスの成長にどのように寄与するかを紹介する。具体的なソリューションとして、ヨーロッパおよび北米への信頼性の高い海上輸送、迅速な輸送を可能にする効率的な内陸サービス、主要な目的地でのコールドストレージなどが挙げられる。

また、同社はデジタル可視化アシスタント「キャプテン・ピーター」を提供しており、リアルタイムの更新、温度や湿度の変化に関する即時アラート、そしてどこからでも貨物の状態を監視できる機能を備えている。このツールは、マースクのコールドチェーン顧客に無料で提供されており、到着概要や簡単な共有などの機能を通じて、重要なデータのフィルタリングやベンダーへのライブアップデートの安全な共有を可能にしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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