メディカルグレイスグループ(東京都渋谷区)、コールドクター(東京都渋谷区)、おかぴファーマシー(東京都千代田区)の3社は7日、保険適用ピル・漢方薬の無料配送を伴うハイブリッド診療サービス「婦人科ダイレクト」を共同開発したと発表した。2025年4月1日から企業向けに提供を開始する。
女性特有の健康課題による経済損失は年間3兆4000億円に上る。特に月経随伴症や更年期症状では受診を控える女性が多い。一方、20代女性の3割以上が低用量ピルを服用するなど、オンライン診療の需要は高まっている。しかし、対面診療なしでは重篤な疾患の見逃しリスクが懸念が残る。
「婦人科ダイレクト」は初診と年1回の対面診療を必須とし、3カ月ごとにオンライン診療を組み合わせる。グレイスグループの「Grace Care」で申込み、コールドクターの「みてねコールドクター」で診療、おかぴファーマシーの「とどくすり」で薬剤を無料配送する。
本サービスは企業の福利厚生として、企業負担ゼロで導入できる。サービス提携先の婦人科クリニックも利用料0円で参画可能だ。24年12月には東京都の社会課題解決型支援事業「Tokyo Co-inNovators」第1期に採択済みで、全国のクリニックと提携を目指す。
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