ロジスティクス佐川急便は10日、NTTデータと災害時の物流支援を強化するため包括連携協定を締結した。
協定では、佐川急便が長年の災害支援活動で培った物流ノウハウと、NTTデータのデジタル技術を掛け合わせ、防災・減災に寄与するソリューションの開発を進める。具体的には、備蓄品や支援物資の最適化につながる新規事業の開発、行政・民間を横断し平時・有事問わず活用できる「備蓄物資の循環システム」の構築に取り組む。これにより、被災地のニーズを的確に把握し、物資の管理・配送を迅速かつ適切に行う体制を整備する。
また、両社は防災訓練や情報共有体制の強化にも取り組み、災害発生時のみならず平時から活用できるフェーズフリーな防災体制の確立を目指す。佐川急便は過去の大規模災害で指定公共機関として物資輸送を担った実績があり、その経験を生かした「SAGAWA防災支援サービス」も展開中だ。
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